メインPCの外観をイジる







2014/09/28

■ 古いPCケースに使えそうなパーツはないか

PC性能とは無関係なのだが、メインPCを格好良くカスタムできないか?

右の画像は2009〜2014年まで5年ほど使ってきた旧メインPCのケースで、 5インチベイ最下段の部分をちょっと改造して自作HDD LEDランプが付けてある。

これは確か一番最初にやった改造だ。改造とも言えない改造だけど
「HDDアクセスランプの改造」を読む

自作HDD LEDランプと言っても、既製品の白い5インチメッシュパネルに穴をあけ、そこに青色LEDを埋め込んだというだけ

メインPCは場所の関係で床置きだったので、ケースの一番下部のHDDランプが見にくかったので自分で作ったんだった。 大して何かが変わる訳ではない。少し通気性がよくなったかな?

これを今使ってるAntecのケースに移植しようと思う。何となくまた大きな青色LEDが見たくなったもので




現在使っているケースがこれ。AntecのELEVEN HUNDREDだ
ヨドバシポイントが貯まったので手に入れたゲーミングケース

5インチベイは3個あり、1段目の光学ドライブと、3段目のカードリーダで使用している。 2段目は未使用のまま、黒いメッシュでフタがしてある。

ネットでユーザーのレビューを読むと、5インチベイが少ないとの意見が多い。(買う前に解るだろうと思うけど) このケースを使ってる人は、天板の20cmファンがうるさいので、 この場所ににファンコンを入れる人が多いようなのだが、今の所ファンコン入れる予定もないので空いている。 (ファンコン=ファンコントローラー)

2段目の目隠しパネルを外して、旧ケースのLEDランプ付きメッシュパネルを付けてみよう。 ゲーミングケースなので通気性は万全なのでメッシュの意味はないけど、 HDDランプがチカチカ点滅したら格好イイかな?っていう発想だ。 このケースのHDDランプは左上隅にものすごい小さいのがある

3.5インチオープンベイが1個もないので5インチアダプタで3段目に付けている状態だ。


■ 白いメッシュパネルを黒くしよう

古いケースから、青色LEDが付いた白いメッシュパネルを取り外した。両サイドのツメでとまっているので フロントカバーを外して内側から外す

今度は黒ケースなので塗料で黒く塗ろう。スプレー缶の方がキレイに仕上がりそうだけど、 マスキングとか面倒だし、わざわざ塗料買ってまでやる程の事でもなかろう。できればタダで作りたい

この古いケースを今後どうしようか悩む。サイドがシースルーのScytheのミドルタワーだ。 割と小さくて見た目もイイんだが、ちょっと旧式でメンテに問題アリな感じだ。

フロントパネル系パーツと、12cm静音ファンは使えるので外してからケースを解体して廃棄するのもアリだけど、 もうちょっと考えよう。


こうなってくるとPCの技術的な改造というより、プラモデル感覚だ。 このメッシュパネルはプラスチックの枠組みにツメでハマってる。これをバラしてやる。

黒の工作用塗料で塗ってみたが、古くてだいぶ変質していた。
塗っても塗料のノリがよくない。缶もサビている。これはやり直しかな?

ホームセンターで小さい500円くらいの塗料缶を買ってくる。もうこれで黒のメッシュパネル買えそうだ。 だいたいこういう事をやると素直に既製品を買うより高くつくのだ。

これと同じ事は「自作のPCケースってどうだろう」で体験済みだけど。
アレは全くもってDIYを楽しんだだけで、ぜんぜん安くなかった。

新品の塗料で3回ほど重ね塗りした。メッシュは意外と塗りにくいな。穴だらけだから当たり前だけど。 ちゃんとハケで穴をつぶすように丁寧に塗らないと塗り残しの白色部分が横から見えるのだ。裏側からも塗る。 外したフレームみたいな部分も2〜3回塗る。ツメの部分は塗らない方がいいだろう


マザーボードのフロントSW系のピンヘッダのところから現在のHDD LEDのコネクタを抜いて、 今回のメッシュパネルのLEDコネクタを極性を間違えないように挿す。 LEDは極性が合わないと点灯しない

もう完成しているPCでこの作業はちょっとやりにくい。ライトを当ててルーペでよ〜く見る。 マニュアルにもちゃんと載ってるけど、どちらにしても作業が細かい事には変わりない。

余談だけど、このマザーボードにはUSB3.0のピンヘッダがないのだ。せっかくケースの方には フロントのUSB3.0端子用にコネクターがあるのに残念だ。次に買うマザーボードではフロント端子が使えるだろう。 今は背面のUSB3.0端子しか使えない。

USB3.0って最初は何に使うのかと思ってたが、外付きHDDに転送したりする時にUSB2.0と速度差が出るな

USB3.0対応のUSBフラッシュメモリは1個しか持ってないけど確かに速い。キーボードとかビデオキャプチャなど、 USB2.0の製品でもサポートしてる物でもUSB3.0に挿すと認識しない物もあるようだ



できた!

元々ゲーミングケースで隙間だらけだから、メッシュの効果はないに等しいけど、 ど真ん中に存在感ある青色LEDの見た目が変わった。

白色のケースを使っていた時は床置きだったのだが、 今は床置きでなく卓上置きにしてるので余計にチカチカ点滅するのがよく解る。
直接ランプを見なくても何となく視界に入ってくる感じだ。

この写真からは解りにくいかもしれないけど、 本来のHDD LEDの場所は最上部のヘッドホンジャックの左にある小さな穴だ。

そしてUSB2.0が2つ、未接続のUSB3.0を2つ挟んで右で小さく光ってるのがPOWER LEDだ。

電源SWとリセットSWは天板にある。

この先、気が変わったらファンコン入れてもいいし、リムーバルディスクを入れてもいいかな? とにかく自作PCは自由だ。楽しい改造だった


しかしちょっと離れて見てたら、ある事に気づく。汎用メッシュパネルのためか、 「5インチベイ用」と言っても、若干サイズの違いがあるようだ。 このメッシュパネルは縦の寸法が短くて、 ケースに付けると上下に隙間ができる。 上か下に寄せると5oくらいの結構な隙間だ。ケース内が明るいので光がもれてくる。 ちょっと格好悪い。

そこでスキマを埋めるためにスポンジテープみたいなのをパネルに貼る事にした。 これもわざわざ買ってきたのではなくて、家にあったドアの隙間に貼るスポンジテープだ。

よくホームセンターに売ってるやつ。これの薄型タイプの残りが取ってあったのでこれを使おう。 大きすぎたら切ればいい。見た目に色がおかしければ黒で塗ればいい。

LEDのコードの長さに気を付けてPCケースのフロントカバーをそっと外し、メッシュパネルを外す。 写真のように、スポンジテープを貼っていく。上側と下側、両方とも貼る事にした。奥の方に出た余計な部分はハサミでカット

すると上下ぴったり収まり、光の漏れがなくなった。黒く塗ろうかと思ってたが、奥に引っ込んで見えないので 塗装もしないで済んだ。地味な作業だけどこれで終わり。



古いPCケースってどうしようかな。けっこう場所とるし、使う予定がなかったらただの箱だ。 ずっとダンボール箱に入れて置いてあるけどハッキリ言って邪魔だな。どこかで売れないもんかな? あとは何個もあるキーボードが邪魔だ。キーの文字が薄くて見えにくくなってしまったやつ。 一応ゲーム機なんかに繋いだりして使えるけど。 なにかPCトラブル時に臨時で活躍することもある事はある。自作PCも進んでいくと ゴミも増えるな。廃物利用で1台組んだりするのも、もう経験したしなぁ そろそろ換装するとしたら 電源を高級なヤツにしたいと思っている。あとはSSDとかもね。


当記事に基づいておこなった作業によるトラブルに関しまして当方では一切責任を負えません。自己責任でお願いします

2014/9/29更新