2012/09/24 |
過去に「Windows7が立ち上がらない」2010.3という記事を書いた事がある。
あれは少し不安定になっていたWindows7を修復しようとしてエラーチェックやセーフモードを
試みて、どんどん失敗するパターンだった。今回は突然にフリーズして、再起動したらそれっきり
画面が真っ暗になってしまい、マザーボードからブザーが鳴り続けるという状態なのだ。
■ 画面になにも出ないPC電源を入れても画面真っ暗だ。このサブPCは普通の液晶テレビにD-Subで 映像出力している。もしかしたらPC用のディスプレイに繋いだら何か映るかもしれない。 19インチのディスプレイがあったのでこれにDVIで出力してみた。そしたら右の写真のような表示だ。これは見たことあるな。 「ブートマネージャー見つかりません」的なやつだ。 WindowsXPなんかではNTLDR is missingって出るやつか? (「起動しないPC」2010.10 参照) どのように起動したらいいのか見失ってる感じなんだろう。 せめてWindowsが起動する段階なら「前回正常起動時の構成」とかも試せるのだが、 画面がここから進まないのでは仕方ない。Ctrl+Alt+Del押したところで同じ画面だ。 WindowsXPだったら回復コンソールとかで直してたやつかな? 古いやり方だと起動ディスクのフロッピーディスク6枚くらい読ませて直すようなのもあったな。 今回トラブルになったOSははWindows7なので、セットアップDVDを入れれば直るだろう、という事でDVDを探してきた。 つい先日このサブPCに新しいOSとして入れたばかりのWindows7のディスク、こんなに早く使う日が来るとは。 実はこの修復方法を1回やってみたかったのだ。 BIOSでブート順位をCDにしてWindows7のDSP版ディスクを読ませる。 Windows is Loading files... が出るので少し待つ しばらくすると、「今すぐインストール」の画面が出る。ここで写真のように 画面左下にある「コンピュータを修復する」をクリックする。 「システム回復オプション」画面の指示に従って進んでいくと、 「スタートアップオプションに問題が見つかりました」が出た。 「修復して再起動する」というボタンが出たのでコレを押す。 勝手に修復作業が行わられ、再起動がかかった。 これでブートマネージャは復活したのでWindowsが起動する。 今回のブートマネージャの修復はこれで完了したみたいだ。 後で思い出したのだが、こういう時のために「システム修復ディスク」を作っておくと便利なんだった。 「システム修復ディスク」の作り方は「コントロールパネル」→「バックアップの作成」 →「システム修復ディスクの作成」だ。メディアはCD-Rで大丈夫だ。もっとも、このCDが パッと出てくればいいけど、見つけ出すまでに時間がかかるようなら結局セットアップディスクを 出して来た方が早いかもしれない。 2012/10/08更新 |