DVDドライブ換装

Windows Media Playerが応答しない




2021/6/4

■ 音楽CDの取り込みができなくなった

オレは聴きたい曲をネットで購入してダウンロードするのではなく物理的にCDを購入する。このCDからPCへ取り込む派なのでディスクドライブはよく使う。 それにOSのインストールや、ドライバのインストールなんかでもよく使う。 今はもうしないけどVHSのビデオテープからDVD作成なんかもよくやった。(画像は過去のイメージです)

PCに取り込んだ音楽CDはスマホやカーオーディオで聴くためにコピーして使っている。もちろん個人で楽しむためである。 ところが最近CDを読み込まないどころか、ディスクトレイがオープンしない事もある。 簡単に言うならばガタがきてる感じだ。CD取り込みに使う[Windows Media Player]を起動しても 少し操作すると「応答なし」になってしまう。なのでCD取り込みができなくなってしまった。PC内の音楽再生だけならGrooveミュージックでできるけど。

原因と直し方はネットで調べれば解るだろうと思ったが、いくら調べてもWindows Media Playerのアンインストール方法や 再インストールの方法に関する記事ばかりである。どうやらよくある事例ではないみたいだ。

心当たりがある事といえば、最近PCを大改造した時にWindows10のディスクから読むためにBIOS画面でブート順位の入れ替えでCDを1位にするのだが、 いくらやってもCDから読み込んでくれず、かなり困ってからUSBメモリを使ってブートする事に成功したのを思い出した。

という事は単純にドライブそのものが機械的に壊れているのでは?と疑い出したのである。 パイオニアのBlu-ray対応の結構高かったやつだ。しかし今Blu-rayである必要ない。 なのでディスクドライブを安いDVDドライブにでも交換したら直るのではないかと思った。

■ DVDドライブを注文した

今は内蔵DVDドライブって流行らないみたいだ。 でもオレはまだまだ使いたいのでamazonで検索した。一番に出てくるASUSのやつが良かったのだが売り切れている。 なので次に安いLITEONのDVDマルチドライブのバルク品みたいなのを買った。

LITEON IHAS124-14 1,980円

ドライブの換装自体は難しい事はない。すぐに品物が届いたので作業に取り掛かろう。



■ ディスクドライブ換装する

過去の記事をさかのぼって見ると2012年2月に現在のBlu-rayディスクドライブにしてる。 自作PCの中でも最後の方に換装したパーツなのでまだ新しいと思ってたがもう少しで10年じゃないか。 壊れてもおかしくない。

買い替えてもバチも当たらんだろう。たしか、このBlu-rayドライブはバンドルで動画編集ソフトも付いてたやつだ。 メインPCにこれを入れて、その当時使ってたDVDドライブをサブPCに回したんだっけかな? それともオヤジのPCに譲ったんだっけ?もう忘れてしまった。

作業の方だが、光学ドライブはPCケースの前から出し入れする。 当然の事ながら中に何のディスクも入ってない事を確認したら電源を落として、電源スイッチもオフにした状態で、 ユニット背面の電源とS-ATAケーブルを抜いた。そして背面から押してやればこのように前へ出てくる。

そこへ新しいDVDドライブを挿してやれば良い



ちょっと写真がよくないけどこれはDVDドライブの背面。黄色っぽいケーブルがS-ATAケーブルだ。 あと、見えないけどこの隣に電源も挿す。

右にたくさん垂れ下がっているのはPCケースのフロント部分にあるマイク・イヤホン端子やUSBコネクター、電源スイッチやリセットボタンの配線である。

元からやっていたように裏配線で通してやる。このたび新品ではないけどS-ATAケーブルも一緒に交換した。色が違ってる方が目立つので解りやすい。 特にOSのクリンインストールの時にはディスクドライブだけ残してあとはSSDしか繋がってないという状態にして作業を行うので。




マザーボードにはこのように接続して新しいDVDドライブユニットを固定したらできあがりだ。ツラの位置も色も合った。よし。 電源ユニットのスイッチをONにして電源を入れた。ドライブのLEDが少しの間点灯し、ちゃんと認識している。 今回はバルク品なのでソフトも何もなしだ。要らないけど。

結果:直った

よかった!安い出費で。これで最近買ったCDを早速PCに取り込んだ。やっぱり安物なのでチーチーとかウイーンとか音はうるさいが、 機能的にちゃんとしていれば満足だ。

このところずっとWindows10についてくるGrooveミュージックを使って再生してた。このソフトはどうやら取り込みはできないようなのだ。間違ってたらごめん。 ま、出来たとしてもドライブが故障してたら同じである。たまには修理の勘が当たることもあるな!といい気分であった。



当記事に基づいておこなった作業によるトラブルに関しまして当方では責任を負えません。全て自己責任でお願いします

2021/06/05更新