電源ユニット3回目の換装

そろそろ交換したくなったので




2014/10/05

■ パーツを壊す前に買い替え

2014年10月現在、メインPCに積んでる電源は玄人志向 KRPW-V2-700Wだ。これは買いたくて買ったのではなく、 サブPCの電源が急にぶっ壊れたから買ったのだ。(右の写真は新品当時のもの)

せっかくだからこの新しい電源をメインPCに使い、最初からケースに付いてた電源を外してサブ機に譲るという形になった。、 なので殆ど知識もなく80PLUSなら良いんだろうとテキトーに選んだのだ。

メインPCを作ったのは2009年だけど、サブ機の電源トラブルが2010年だ。 その時からメインPCの電源をコレに換装してるので4年使った事になる。幸いトラブルもなく使い続けてきた。 殆ど毎日数時間使ってたので電源ユニットには負担もかかっただろう。

2014年の1月にケースを買い替えた時に、電源も当然移植したのだが、 その時にものすごい埃まみれだったのを覚えている。 あれを掃除した時、「電源って、もっと労わらないとな…」って思った。


■ 今度はロスの少ない製品が欲しい

自作PCをやっているとだんだん欲が出てくるもので、 今度は今までに買った事のないような高級な電源ユニットが欲しくなった。 人にもよるだろうけど、自作PCは安いパーツから徐々にイイ物が欲しくなる。


高級な電源とはロスの少ない、安定した電源ユニットの事だ。 80PLUS認証のランクでは、無印から始まってBronze<Silver<Gold<Platinumとランクが上がる。

ユニット内で使われている部品が高性能になるので発熱等のロスが減るという。中でも一番注目するのが、 やっぱり国産コンデンサの使用だろう。それに高効率のトランスだ

そして大ざっぱな話だが、重さと性能が比例するなんていう話もある。 確かに高価な電源ユニットは店頭で持ってみるとズシッと来る

そこでAntecとかCoolerMasterとかの製品が欲しくなった。あとSilverStoneとかEnermaxとかいろいろある。 KEIANやScytheのも多い。玄人志向は前回買ったので他のがいい。(玄人志向の悪口ではない)

CoolerMaster社製 80PLUS GOLD認証750W電源ユニット RS750-AMAAG1-JP 12,118円(ネット通販)

メーカーサイト

メーカーサイトで特徴を読んでみると、コンデンサはすべて日本製である。そして電流の乱れを極力抑えた作りになっているという。 電流が不安定になるのは外部からのノイズが原因という事だ。

ケーブルは全て脱着可能なプラグイン式ではなく、マザーボード24ピン電源・CPU電源・PCI-Express電源を除いたものが プラグイン式になっているという仕様だ。メーカーではセミモジュラー式と呼んでいるようだ。


■ 作業にとりかかる

基本どおり、電源プラグを抜いて作業に入る。サイドパネルを開ける。 このケースは電源ユニットが下置きなのでこんな感じだ。 不要なケーブルたちが余ってるのが見える。

横の箱が購入したRS750-AMAAG1-JPの箱だ。700Wでも十分だったのに今度は750Wだ。 ワット数を下げても80PLUS Platinumがいいかな?と思ったけど、Platinumは高いので諦めた。

それに、今後大きなビデオカード積んでゲームしたくなる日が来るかもしれないので、 一応「先の事を考えた選択」という事にした。

今まで80PLUSスタンダードだったのだから、今回Goldに替えて消費電力も下がると思われる。
雑誌などでも調べたけど、特にアイドル時の供給が安定していて無駄に電力を喰わないそうだ。



以前の電源ユニット、玄人志向 KRPW-V2-700Wから出てるケーブルのコネクタを全て外しているところ。

この電源はケーブルがメッシュ被覆ではないタイプなので取り回しは楽なのだが、 プラグインではないのでケーブルが多い。

ケースの裏配線のための穴についてるゴム製の枠にクセがついていて、一部は裂けたりしていた。 元々通りやすくスリットが入れてあるのでこれは仕方のない事なのだろう。

その裏配線のための穴に大きなコネクターを通して、どんどんケース内側に戻していく。 マザーボードとストレージ系のケーブルをみんな抜く。

CPU電源(いわゆるATX12V)と、天板ファンのためのペリフェラルのケーブルも抜き忘れてないかチェックした。


しかしエアフローや見た目をよくするために、随分とたくさんケーブルタイで留めたものだ。 これを全部切るのが大変だった。うっかりコード切らないようにしないと。そんなミスはさすがにしないが。

前の電源と同じように底面吸気するように設置する。大きさがコンパクトなのがウリで、奥行きは普通に140mmだ。 このケースならもっと奥行があっても大丈夫だろうけど。

 

写真が暗くて見にくいが、上の右の画像はモジュラー接続してるところ。いわゆるプラグインの事だ。 これはS-ATA電源の1系統目を接続しているところで、もうあと2系統使った。

しかしミスは起こるものだ。 気を付けてはいたのだが、デッカいCPUクーラーがあまりにも邪魔だった。

CPU電源や天板ファンのペリフェラルコネクタを抜き挿ししてるうちにCPUクーラーのヒートシンクを押したらしく、 CPUクーラーが外れてしまった。


「コレは外して掃除してグリス塗り直しコースだな・・・」


結局、右の画像のようにCPU丸出し状態で作業する。おかげで作業がやり易くなったんだけどね。

グリス塗り直すのも少し楽しみだったりするのだ。 しかし大きなクーラーをしっかり固定するためには下のビデオカードが邪魔になり、 これでは指に力が入らないため、ビデオカードまで抜く事になってしまった。

せっかくいろいろ外れたのでこの際、クーラーのヒートシンクとビデオカードのファンも掃除した。 かなりタイムロスしてしまった。急がないから構わないけど



そして元通り、裏配線をして完成。

今回はCPU電源のコードがピッタリ届く感じだった。 以前の電源ユニットでは少しだけ届かなかったので延長したのだが、延長コードが要らなくなった。

ストレージ位置の関係で、SSD・HDD1・HDD2は連続してS-ATA電源を接続できたのだが、 光学ドライブだけ距離が離れてるため、 これだけのためにプラグインのS-ATAケーブルをもう1本使ったのが何となく無駄な感じがした。 だいたいみんなそうなるのかな?

外した電源はサブPC用に流用しよう。サブの方は80PLUS認証ではない普通のタイプなので、コレに取り換えれば消費電力が下がるはずだ。






■ 少し日をズラしてサブPCも換装する

できればこの勢いでさっき外した電源ユニットをそのままサブPCに移植したいところだが、 何かのミスで2台ともに同時期に壊れたりしたら困るので、少し日をずらして換装した。

例えば、新品の電源ユニットが初期不良を起こすかもしれないし、あるいは電源のせいでなくても、 作業中にうっかり別のパーツを破損してたりしたら怖い。実際CPUクーラー外れたし

トラブルの修復方法をネットで調べようにもメイン・サブ両方同時故障されたら困る。 一応スマホやオヤジのPCもあるけど

1台目のメインPCをしばらく使って、 電源その他の動作に異常がない事を確認してからサブPCの電源換装にとりかかる。

写真で解るが、こちらも長い事使ってるので埃がよく見える。 これが、元メインPCケースについてたScytheの電源ユニットで、サブPCへ移植したヤツだ。 あれから全く故障してないが、掃除もしてない。ダスターで掃除した



サブPCも換装できた!

なんと汚らしい配線なんだ。ぐちゃぐちゃだな。見苦しいのでこの後ケーブルタイで少しまとめた

被覆のないフニャフニャなコードなのでとり回しはやり易かった。ケースも裏配線できないタイプなので、 見栄えは良くないけど作業としては、特にやる事少ないのだ。

やっぱり先にメインPCで換装したばかりなせいか、少し慣れて作業が早くなってた。 というか、CPUクーラーが外れたり、ビデオカードの取り外しがなかったのでその分早かったのだろうか。

最初の目的は、そろそろ壊れたらマズいのでメインPCの電源を換装するというものだったが、 結局その電源は役目を終える事なく、サブPCで働いてもらう事になった。




何度も聞いた言葉だが「電源だけはケチるな!」がやっと実践することができた。 と思って、PC雑誌を何となく読んでたら「CPUとマザーボードはケチるな」って書いてあった。 大事なのは、PCの使用目的に合った範囲で最高のモノを作り上げるのが賢いやり方だと感じる。 しかし電源ユニットというのはトランスが高性能になったり、コンデンサが日本製だったり、 ノイズフィルターがしっかりしてるなど、いろいろな点が安価な製品と違う事を実感した。 いや、実感したというより、知識を得たと言った方がいい。(計測した訳じゃないので) イイ物を選ぶと安定した電流を保ち、発熱も少ないので長寿命になる。 そしてもちろん性能は価格と比例するようだ。


当記事に基づいておこなった作業によるトラブルに関しまして当方では一切責任を負えません。自己責任でお願いします


2014/10/14