■ そもそも不注意で選んだ機種だった
何度もメインPC⇔サブPCを行ったり来たりしてるビデオカード。
SAPPHIRE HD5670 512M GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DP
2010年9月購入
もう1台の方に入ってるASUS ATI RADEON EAH5670/D1/1GD5も同じGPUのビデオカードなのだが出力系統が異なり、
あっちのPCに挿したりこっちのPCに挿したりと、忙しいビデオカードだ。
SAPPHIREの方はD-Sub15出力ナシ。DVI、HDMI、DPの3系統
なんでD-Sub15がないのか。それは買う時に、うっかり見落としたからである ←アホ
型番の最後が「DP」じゃなくて「VGA」の方ならD-Sub出力あったのだ。DVIの方ばかり見てて、D-Subの事は重視してなかった
このアホのおかげで、32インチのテレビにも同時出力しようと思ったらD-Subしか対応してないテレビだったので、
変換機をつけたり、ASUSの5670と入れ替えしたりしたもんだ。オンボードのD-Subと、ビデオカードからの同時出力がうまくいかなかったりした。
更に2014年9月にメインPCとサブPCの置き換えなんかしたもんだから、もうアッチ行ったりコッチ行ったりの日々だった。
■ 突然にやってきた「カラカラ」音
色々とやりくりして使ってたSAPPHIREのビデオカードだが、急にカラカラと音を立てるようになった。
最初は何から出てる音か解らなかったので場所の特定からだ。
どうやら音の原因はこのSAPPHIREのビデオカードだと解った。取り外した。映像ケーブルはオンボードに差し替える。
ヒートシンクに付いている冷却ファンがGPUの熱をヒートシンクから逃がす仕組みだ。CPUクーラーファンみたいなものだ。
手で回してみると確かに接触してる。冷却ファンがヒートシンクにツメで留まってたので外して分解する。
まず掃除する。かなりのホコリだった。掃除するのにちょうどいい機会だ。エアダスターで吹き飛ばす。
ファンがなぜ擦るんだろう?どこも変形してないように見える。
■ ファンの羽根が元通りになるものだろうか?
ファンの中心に貼ってある丸いステッカーを剥がしてみると。
少しヒビが見えたので、引っ張るとファンの羽根がとれた。
そうか、これで羽根が傾いていて冷却ファンがヒートシンクに擦るようになったのか。
ちょっとヒビにしてはキレイに切れているけど詳しい事はよくわからない。
この枠からファンだけ外せるかと思って何度かマイナスドライバーでコジったりしたけど外れなかった。
あんまりやってると余計に壊しそうなので外すのはやめておいた。
ダメで元々で、羽根を元通りに接着剤G17で固定した(よくDIYに出てくる黄色いプラ・ゴム・皮・金属系の接着剤)
24時間置いて固まったので試してみた。ファンのカバーを外した時の手順の逆でヒートシンクにツメで引っかける。
手で少し回して音を聞いてみると何にも接触していないようだ。
できた
長時間使ってたら熱で接着面が剥がれないか心配だ。
そうなったらこのファンは外してしまって、自作で冷却ファンを作ってみようかと思う。
普通のケースファンをマザーボードのファン用コネクターからFAN電源を供給してこのヒートシンクを
冷やせば良いのだろうから。勿論、最初はモニタする必要がありそうだけど。
ビデオカードについてるファンは結構音が大きいんだよな。特にこのくらいの安いクラスのは。
ビデオカード(グラフィックスボード)は描画性能をアップするためのパーツであるが、絶対に必要なパーツではない。
電気も喰うし。ただ、ディスプレイを増設したり、3D効果画像を扱う場合には必要になってくる。
あと映像出力を持たないマザーボードもあるので、この場合には必要だ。
それと、ビデオカードはビデオメモリを積んでいる。ビデオカードがないPCの場合は、
画像処理の時にCPUとメインメモリに負荷をかける事になる。
だが自作PCをやるような人はメインメモリも自分で好きなように積むので、ストレスを感じる事はないだろう。
となると、ほとんど趣味の領域のような気がする。
既製PCよりも安さを求めてPCを自作していた時代とは違って自作PC自体が趣味みたいなものだから。
2014年現在、特にAMDは優れたGPUを搭載したCPU(APU)とチップセットの組み合わせで、
安いビデオカードを上回る描画性能を持つ物も少なくない
当記事に基づいておこなった作業によるトラブルに関しまして当方では一切責任を負えません。自己責任でお願いします
2014/10/04
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