PCケースの吸気フィルター




2009.5.16

■ ケース内のホコリを防ごう

PCケースには中の温度上昇を避けるため放熱ファンがついている。このケースは前面と背面に1つづつある。
今のところ、ファンコントロールも付いてないので、とにかく電源が入ってる間はすべてのファンが回りっぱなしだ。

しばらく使ってると、中にホコリがたくさん入ってる事が解った。吸気ファンはオモテからは見えず、 フロントカバーの内側にある。

空気を取り込む吸気口は、細長い穴が底面にあるだけだ。これでは中がホコリだらけになるのもわかる。 電源を落としてファンをよく見ると、羽根の先にホコリがたまっている。

5インチベイを1つ使ってメッシュのパネルを入れたら、そこにすぐホコリが付着する状況だ。 フロントのUSB端子やヘッドホン端子のところもホコリだらけなのでクリーナーで掃除してカバーをつけた。 あらゆる隙間から空気を吸っているらしい。それに静電気もあるし。

これは、やっぱりファンに集塵フィルターをつけた方がよさそうだ。


PCを作ったときに、フィルターを同時に入れようかとも思ったのだが、ついつい後回しになってしまった。

ショップで12cm用のエアフィルターというのを買ってきた。397円。
プラスチック製で、ファンガードとフィルターとカバーの3つの部品でできている。

ファンのネジを使って留めて、フィルター部分だけカバーを外して洗浄あるいは交換できるようになっている。
四隅にネジ穴の位置に凹みがある。キリか何かで空けて使うのだろう。


フロントカバーを外した。沢山の穴の向こうにファンが付いている。 フィルターをファン固定ネジをそのまま使って共留めできないか?

吸気フィルターの四隅にネジ穴を空け、ファンのネジを外してみた

ネジの長さが足りず、これではフィルターが一緒に止められない。
ほかのボルトナットで対角線の2つのネジだけでも留めてみよう。

我が家にあるカー用品ネジの中からちょうど良さそうなのがあった。これで留めてみた。


ファンがもともと斜めに付いているので、フィルターも斜めになる。

ついた!
これならフィルター掃除はラクだ。ネジは外さなくてもできる。

これでカバーを戻したら終わりだと思ったら、、、


今度はフロントカバーが閉まらなくなった

1番最初の写真でわかるように、ど真ん中にデカい電源スイッチがあるのだ。 フィルターなんて10ミリ厚くらいしかない物なのに、ぜんぜん閉まらない。


フロントカバーが閉まらないのでは仕方ない。もう一度フィルターを外して考える。

こうなったら内側からファンとケースの隙間に付けるしかないな

とてもメンテナンスがやりにくくなるけど、とりあえずやってみよう。
写真のような状態。挟んで留めただけ。しかもカバーなし。
危ないからファンガードだけは挟んで付けたけど

まったく満足いかない状態だ


前からみたところ。数ある穴の向こうにスポンジみたいなフィルターが見える (3枚目の写真と比べていただくと分かります)

これで、次の方法が思いつくまで間をつなごう。
たまにフロントカバーを空けて掃除機で吸い取るしかないな。

いろいろ調べたら薄型ケースファンという製品も出ているらしい。

ちなみに今の冷却ファン、ネジを外しても取り出すことができない。けっこうケースを分解しないとダメらしい。 とりあえず、今回はこれでおしまい

おとなしくフタを閉めたのであった。



当記事に基づいておこなった作業によるトラブルに関しまして、当方では責任を負えません。全て自己責任でお願いします


2015/08/16更新