内蔵カードリーダ装着





2010/08/26

■ 愚かな認識 

2台目の自作PC(実験くん)に、まだカードリーダを付けていない事に気づいた。まだ色々と抜けてるPCだ。
2009年の初自作PCにはFDD一体型の内蔵カードリーダー装着したのだが、 使い方の手順が解ってなくて失敗したのだ。 (それまではノートPCに直接差し込むカードリーダか、PCスロットしか使ったことなかった)

このオウルテックのUSB2.0高速カードリーダは、SDカード、コンパクトフラッシュ、メモリースティック、 xDピクチャーカード、スマートメディアなど、 40種類以上のメディアを読み込むことができる。 また、カード同士でのデータ転送なんかもできる定番商品らしい。

前回の失敗とは、カードを抜く時の操作手順の大間違いだった。
カードを抜くために、わざわざ「ハードウェアの安全な取り外し」の手順で アイコンを削除してしまっていたので、次からはカードリーダ自体を認識しなくなるという状態だった。 それでオレが勝手にこれは使いにくい製品だと思い込んでしまったのだ。

カードを取り外す時は「マイコンピュータ」でカードを認識中のドライブアイコンの上で右クリック→「取り出し」と やれば何度でも抜き差しできる(XPの場合)。 しかしこれを知らなかっため、2回目以降にカードを読まないと再起動したりして、 なぜか読み込み速度が極端に落ちるなどの妙なトラブルを招いていた。 おかげで内蔵カードリーダが苦手になってしまっていたのだ

今思えば、BTOパソコンにもこの手のカードリーダが付いているので、そんなに悪い製品な筈がないのだ。

しかし上記の理由から、メインPCでは別の外付けUSB高速カードリーダをつなぎっ放しにしており、 「アイコン右クリック→取り出し」の手順でカードの抜き差しをしているのだ。

この方法がわかっている今なら内蔵カードリーダーが使える筈なので、もう一度試したくなった。


■ 内蔵カードリーダを付けてみよう

まずは実験くんに装着してみようと思い、オウルテックFA406のバルク品を1,480円(ネット通販)で購入した。

実験くんのケースはGIGABYTEのGZ-X1BPDというミドルタワー型で、3.5インチオープンベイが2つある。

1つはFDDが使用している。もうFDDは使わないが、せっかく2つオープンベイがあるのでもう1つのベイにカードリーダを追加しよう。

ケース内のオープンベイの鉄板を曲げて切り取る。

フロントカバーのフタ板も内側から押して外す。カードリーダを前から入れてFDDとツラを合わせる。 ツールレス(ネジ不要)のPCケースなので、左側はネジを使わず専用部品で留まったが、 右側は奥行きの関係でネジが必要になったのでミリねじで留める

   
配線はマザーボードのUSBコネクター端子に挿すだけなのでとても簡単(写真右)ただし向きがあるので気を付ける。 余ってるUSBコネクターがない場合は、外部USB変換アダプター(別売)で外のUSB端子に挿すこともできる。 写真では真ん中のUSBがケース用で、右側が今回のカードリーダー用だ。左にもう1ペアUSBコネクターが余った。


 
フロントカバーを開けたついでに、ケースのアラームスピーカーの穴をビニールテープで塞いだ(写真左)。 アラーム音が大きいので気になってたのだ。何か正しい方法があるのかもしれないが取り敢えずテープを貼る。 最後に配線を挟まないように気を付けてフロントカバーを閉めるとFDDとカードリーダのツラが揃って キッチリおさまったのがよく分る。

動作確認をした。デジカメのSDカードを挿してみた。問題なく読み込み、スピードも速い。
カードを抜くときは「アイコンで右クリック→取り出し」で安全に取り出せた。その後も何回も抜き差しできたのでOKだ。 この使い方さえわかっていれば早い時期にコレを使いこなすことができたのだ。

カードを認識している緑色LEDが、ちょうどSDカードの下なので隠れて見えにくいという感じもあるが。
こんどメインPCにもつけてみようかね・・・(後日スーパーホワイト色を買ってメインPCにも付けた)

当記事に基づいておこなった作業によるトラブルに関しまして当方では責任を負えません。全て自己責任でお願いします

2014/11/16更新