勝手口のドアがボロくなった。錆びも浮いてるし閉まる時に下を擦るし、大きな音で閉まるし。
でもドアを新しくするのはお金がかかるので、少しの間でも快適に使えるように修理しよう
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■ まずドアの汚れから![]() 一旦ドアを外して下の様子を見たら、アルミ枠とドアを止める木ネジがバカになっていた。 なので、下の枠を外す。このドアは中身がどうやら木でできているようだ。 中の木は水分を含んでボロボロだったのでマイナスドライバーでダメな部分は剥がした。 そこへ新しい木材を適当なサイズに切って接着剤で補強する。隙間にはコーキング剤を充填する。 外した下のアルミ枠を元に戻して、最初からついてたネジの2倍くらいの長さの木ネジで留めた。 ドアの下部が擦るのが直った。 |
■ ドアの開閉![]() しかし、この部品だと閉める時は手加減しないと勢い余って「バーン!」って閉まるし、 中途半端にすると風で開いたりする。当時の住宅は玄関以外はドアクローザーを付けていないようだった。 ドアクローザーをつければこの問題は解決する。 長い事住んでるのだから、とっくにやっていてもおかしくない作業だった。 ![]() RYOBIのドアマンを取り付けた。 取り付け事態は非常にカンタンなものだった。付属している型紙をあてがって、 その位置にドリルで穴を7つほど空ければ後はちょっと調整してネジ締めでイイ。 ![]() 調整が済んだら最後にナットを締めるのを忘れないようにする。 プラスチックカバーを着けたら完成。色もアイボリー系なので違和感ナシ。 何度も開け閉めして調子を見る。開閉速度を変えられるのでお好みの速度にする。 90度開けると停止する事も確認した。
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■ 塗装前の準備と、最後の作業![]() ルーバーは外側から取り付けられていて、内側では上下左右に個別のアルミ板が被せてあり、 ドアの内部の木に向かって 木ネジ8個で固定されていた。 これ、外すの結構たいへんだ。 ![]() ルーバーの隙間に綿棒を入れて、おびただしい量の砂ぼこりを落とす。 そして水洗い。これを乾燥してる間に、ドアの錆びを落とした。 今のうちに塗ってしまおう。 マスキングの手間も省けるし。 ![]() これで、塗装が面倒な部分は先に塗ってしまう事ができた。 アルミのルーバー通気孔をドライヤーで完全に乾燥してから木ネジで固定した。 内側の4枚のアルミ板が元通りに入るのか心配だったが、 苦労してなんとかつけた。なんか、かなりキレイになった。足元が明るくなった印象。 ![]() 勝手口の修理が完成した。直した箇所は以下のとおり。 ドア下部のアルミ枠の脱落は、腐食した木の部分を取り除いて 新しい木材をはめ込んでコーキングして防水してから木ネジでとめる。 ドアクローザーの取り付け。 アルミ通気孔は、外して分解して掃除して元通りに付けた。 シロウトでも直せる範囲はやったと思う。新しいドアを業者に頼む事を考えたら ヨカッタのではなかろうか、、、 ドアだけが急に明るくなったので、木枠が汚く思えてきた。 そこで、ちょっと木枠を触ってたら 新たな問題が見つかる、、、 ![]() ここも腐食しているのだろうか? 一番下(木とコンクリの接地部分)には、パテで埋めた形跡がある。 これは明らかな応急処置だ。(たぶんオレがやったのだろう) ためしに金串で木の部分を刺してみたら「プスッ!」とカンタンに穴が開く。 この木枠を修理しないとダメかも。削るか! 腐食している部分を下からノミで削るとボロボロの木が出てくる。 どこまで上がっていけばいいのか?っつーくらい腐ってた ![]() ![]() 結局、木が腐食していないところまで削って、下の隙間には虫除けにモルタルを流し込んだ。 そして新しい木材をぴったりの寸法にカットしてはめ込んだ。 ![]() あとは塗装だ。ここだけ塗装すると、他との違いが目立ってしまう。 結局全部塗ることになる。周りの木枠にも全部サンドペーパーをかけて ドアと同じ色のペンキを塗った。 なんか、おかげでドアの枠部分までキレイになった。もう勝手口の修理はコレでおしまいにしたい。 つかれた! |