無線LAN不調になる(その2)

今度はメインPCの無線LANトラブル


2015/04/08


■ 光回線にして無線子機も変えたら不調に

2015年3月に我が家のネット回線をCATVから光回線にした話は、 ココの番外編『光回線を引く』で述べたのだが、 その時使ってた子機では問題なかったのに、11ac対応の子機に買い替えたら調子悪くなった。

2013年の記事『無線LAN不調になる』で、まだ2FにサブPCを置いてた頃、 無線LANの調子が悪くなって、その時は家にたまたま持ってた交換品を使って無線環境を直した記憶がある。

今度は、現在2Fへ置いてるメインPCの通信状態がおかしくなったのである。 2Fと言っても距離的にはルータ(ホームゲートウェイ)から遠くはないんだけどな。

ルータの無線規格が11acにも対応してるというので、ネット通販で11ac対応の子機を買って使い始めたら様子がおかしいのだ。

PLANEX GW-900D(USB3.0対応 5G 866Mbps,2.4G 300Mps) 2,520円

ドライバはネットからダウンロードして使えとの事だ。(なんかヘンなの)


不具合の症状は、ニコニコ生放送が途切れる(←またか)とか、Yahoo!メールが重い等だ。 プロバイダのせいか、あるいはOSがWindows8.1なので相性問題かとも思った。 USB3.0対応となってるのにUSB2.0に挿さないと働かない。

コントロールパネルでネットワークと共有センターを開き、通信速度を見ると500Mbpsとかそのくらいの数値が出ている。

前に使ってたBUFFALOのクライアントマネージャが起動し、11acのアイコンも出る。しかし使いにくい。
仕方ないのでPCトラブル対応にありがちな「正直やってみないとわからない」をやってみる事にする。

1FのサブPCは有線で問題なく使えてる(Windows7だけど)のでプロバイダが原因という説は消える。 もう1個別の子機を買ってみるか!前々から光にする前から狙ってた機種があるのだ。


■ 結局、最初に買おうと思ってた子機を買う

もともとは、光回線にしたら今の無線子機だと規格的に速度の上限があるので、 11ac対応でアンテナが長いタイプの子機を買おうと思っていたのだ。

しかし素直にコレを買わず、PLANEXの子機にしたのは、 11acの事を調べたら5ギガ帯での最高速度が866Mbpsという魅力があったからだ。 (つい理論上の数値とやらに目がくらんだ。)

しかし上記のように調子悪く、 USB3.0対応と書いてあるのにマザボの背面のUSB3.0端子に挿しても働かないという有様だ。

セッティング方法が間違ってるのかもしれないけど原因が解らん。
そこで通信速度の数値には妥協してnojimaでこの製品を買った

ELECOM WDC-433DU2H(5G 433Gbps,2.4G 150Mbps) 2,678円

どうせ実測ではそんな速度出ないのだからコレでいいか、という訳だ。それを言っちゃオシマイなのだけど。 速度より安定が大事だ。

これ、このL字形状からして何となくノートPCの脇のUSB端子に挿して使う物らしいのだけど、 コネクターのところが半回転する(ねじれる)。

なので、デスクトップPCの背面に挿しても90度回せばアンテナは上向きにできる。 PC背面が子機のために出っ張らないので、安全な感じもしてナカナカいい。「ノイズに強く 飛ぶ!」と書いてある。 速度より、よく飛ぶ方が大事だ。


で、結論から言って コレにして良くなった。


このELECOMの製品もPLANEX同様、ドライバは付いておらず、まずダウンロードしてからそれを使えという方式だ。 もう家にパソコン2台以上あるか、今は既にネットに繋がってる事が常識のようだ。 あるいは有線LANでダウンロードするという方法もある事はある。


設定は手動でやるのも慣れた。今までずっとBUFFALOの子機ばかりでAOSSに頼ってたが、 手で暗号を入力するのも覚えた。

速度は出ないかもしれないけど安定してネットできるようになった。 動画も途切れたりしないしYahoo!メールなんか反応が良くなった。

写真のようにPC背面もいい感じに収まる。 背面があまり出っ張ると、無意識に壁面に押し付けて壊したりする恐れもある。 別売りのフレキシブルコードも売ってたけどオレは買わなかった。

とりあえず良かった。子機を変えても全く変化なかったら、また原因を探らなくてはならないところだった。

PLANEXのドライバはアンインストールした。それとクライアントマネージャもアンインストールだ。 (本当はコチラが先らしい)

Windows7と8.1の違いもあるしMacもあるので説明書は何枚も入っていた。 気のせいかもしれないけど、とても小さい子機よりも、 このようにアンテナが長いタイプは本当に電波の飛びが良いのではないかと思った。


■ プロパティで調べてみる

安定したのでネットの様子を数値で見てみよう。

Windows8.1の場合はタスクバーのアンテナマークみたいな所を右クリックしてネットワーク状況を見る事ができる。 (もちろん他の方法でも見れるけど)

速度のところを見ると、330〜390Mbpsあたりを行ったり来たりしてる。もうこれで十分だ

PLANEXの子機ではここが500Mbpsあたりだった。しかし不安定であった。 うちのルータやマザーボードと相性が悪かったんだろう!と勝手に納得した。

メインPCが無線LANって何となくやりにくいな。やっぱり1F(有線)と2F(無線)でメイン⇔サブを元に戻そうかな?



当記事に基づいておこなった作業によるトラブルに関しまして当方では一切責任を負えません。自己責任でお願いします


2015/04/13更新