HDDアクセスランプの改造





2009/04/03

■ HDDランプを見やすく

PCに同時にたくさんの処理をさせた場合、HDDにアクセスしている間は少し待つ場合がある。 そんな時に確認したいのがHDDアクセスランプだ。 「今アクセス中だからちょっと待ったほうがいい」とか、 「フリーズしたのかな?」などと判断する時に、このランプの光り方がひとつの目安となる。


このPCケースはHDDランプのLEDが下の透明カバーの中にある。

机に置くのだったらコレがちょうどよく見えるのかもしれないが、今回は場所の都合で床置きしている。自分の足元にあるケースの 更にカバー内なので、見ようと思ったら少し下がらないと見えない。ちょっと不便だ。

ケース純正のLEDは赤色だ。でもこのPCは何となく「白と青」というようなテーマ色っぽいものがあるので青色LEDにしよう。

 で、LEDをどこにつけるか?

上からでも見やすい中段あたりのど真ん中がいい。


5インチベイがたくさん余ってるので1つを白のメッシュパネルに変え、穴を開けてLEDを埋め込んでみよう。 パネルをメッシュにする事で、同時に内部の通気も良くなるだろう。



PC DEPOTでHDD用青色LED(リード線とコネクターつき)と、 5インチメッシュパネル(白)を購入する。青色LEDだけ他のLEDと比べて2倍くらいの価格だった。出費はパネルと合計で1200円くらい。


パネルの真ん中に、電動ドリルで穴をあけた。
LEDの直径と同じか、少し小さいくらいのドリルで開けて、削ってちょうどいいサイズにする。 こういう工作はPCの性能とは直接関係ないけど楽しい。


マザーボードの隅の方にあるケース用端子の中から、 HDDランプのコネクターだけ抜いて、そこへ青色LEDのコネクターを挿すだけだ。(青白のコード)

この時点で、ちゃんとランプが点灯するかどうか1回テストした。

 まったく光らない・・・

どうも極性を間違えたらしい。PC作成の時はこの端子が見えたのだが、後からコレだけ変えるのは狭くてよく見えないのだ。

LEDは極性を間違えても壊れない。電源を落として逆に挿したら点灯した。


続いてパネル交換にとりかかる。前面カバーを外すと、5インチベイの目隠し鉄板がネジで止まってるいるのでコレを外す。

前面カバーはあんまり引っ張るとコネクターが抜ける恐れがあるので、横に立て掛けて本体とテープでとめておいた。 (良いケースだと横に開くのだ)

5インチベイの化粧パネルも取り外す。今回使用する5インチベイの箇所の板を内側から押し出すような感じ。

LEDのリード線を、ほかのケーブルと一緒に束ねて固定し前面に取り出す。

メッシュパネルは前から装着するので、外でLEDを接着してから装着する。

乾くと透明になる木工用ボンドでLEDの周りをメッシュパネルと接着した。(ヘンな方法)



HDDランプの様子を見る。ちょっと5mmくらい飛び出てる感じだ。

上から見てもかなり光ってるのがわかる。LED先端部はレンズになっているので、真正面から見ると眩しいくらいだ。 上から見下ろすのでちょうどイイ。

メッシュパネルに手をかざしたら吸い込む空気を感じた。

どうもこのケース、しっかりした吸気口というものがないらしい。一番下の底面に細長い窓があることはあるが。。。

その窓はただの穴だ。ホコリが心配だ。


一応、HDDランプ交換およびメッシュパネルの導入には成功した。ちょっとカスタム感がうれしい。



当記事に基づいておこなった作業によるトラブルに関しまして、当方では責任を負えません。自己責任でお願いします


2015/08/15更新