2017/08/01 |
■ 色々とタイミングが悪い洗面台こちらのクリナップ製の洗面台、もう10年どころかもっと使ってる。流行った朝シャン仕様だ。それにしても出っ張りすぎだ。最初のうちは珍しがってシャンプーしていたが、ウチのガス湯沸し器は昔キッチンと風呂場の中間にあった。 この場所が遠かったためお湯が出るまでかなりの水を無駄に流してた。 元から家の設計が悪かったのだが洗面所でお湯を殆ど使わなくなっていた。 その湯沸し器が寿命になると何度も買い替えて使ってきたが、同タイプの製造が終了してしまったため キッチン給湯器と風呂給湯器と2台別々に付けた事によりこの洗面台だけお湯の供給がなくなってしまったのである。 泡水とシャワー切り替え部分のパッキンがダメになり、交換しても直らない。 そしてカビも生え、メラミンスポンジで拭きまくったため余計にカビが絶えない状況だ。 とうとう伸び縮みするフレキ管の水漏れから床に水漏れへ進行したので買い替える事にした。 なぜそんな不細工な話になったのかというと、風呂リフォームの時に距離が近い洗面台へお湯の配管工事をすれば良かったのだが、 時系列的にその時はキッチン湯沸し器がまだ生きていたのだ。 なので風呂給湯器からお湯を分けてもらうという発想がなかったのである。(やろうと思えばできたという) 今のキッチン給湯器を買い替えた時にでも、もう少し頑張って風呂給湯器からお湯の取り回し配管工事をやれば良かったのだが、 それもやらないままの状態で何年も放置状態になっていた。 そして時は流れオヤジも歳をとり、冬の朝などはキッチンで洗面器にお湯を汲んで家の廊下を歩く始末である。 オレも1000円床屋の後とか、日中に洗髪だけしたい時があっても洗面台でお湯が出ないのが不便だと感じる事が多くなってきた。 とにかく色々と間が悪い洗面台なのである。 ■ やっと洗面台リフォームが決まる洗面器でお湯を運んでるオヤジを見て一時は管理人も「風呂の給湯器から分岐して外配管でお湯をもらえばいいのに」と何度か言ったのだが、 どうやらその工事を頼む元気がないようなのだ。よく行くホームセンターでリフォームコーナーがあるので母といろいろ見てみた。今頃の洗面台ってどんなになってるのか、だいたいの様子を見た。 オヤジ抜きで話は進められないのでオヤジも連れて行ってこういう工事をすればお湯が出るようになるぞと説明する。 ちょうど時期が良かった。風呂の給湯器がそろそろ買い替え時期なのだ。10年くらいで壊れる前に買い替えましょうってCMなんかで言ってる。 その給湯器買い換え工事・洗面台の買い替え・同時にお湯の分岐して外配管したら幾らになるか見積してもらう。 想定内の価格でできるという。一応他のリフォーム会社なんかにも話を聞いてもらったが、店によっては給湯器工事を先に済ませてから依頼してくれとか、 明らかに面倒がられていた。なので一番対応が良くて価格も納得がいくシマホでガス工事と共に洗面台の取換えも依頼した。 ウチの脱衣所は何年か前にヒートショック防止や、単に寒いからという事でフツーのエアコンを付けたのだ。 今は安く浴室暖房乾燥機を販売しているが、昔は非常に高価な物だったのでフツーのエアコンにしたのだ。 そしてこの電源をオヤジが屋外作業用のコンセントから長いコードで引いたのだ。 これもついでにこの工事中に洗面台に隠れているコンセントから引いてもらおう。 風呂給湯器は同じ床置き型でパワーも同じタイプ。洗面台はTOTO製の中から、洗髪はできるけど安いクラスの物にした。 洗面台は上と下と組み合わせが選べるのだが、この組み合わせなら安いというセール中だった。 上部は流行りの3面鏡タイプではなく1面鏡タイプで丸見えのポケットが4つ、照明は電球型蛍光管ねじ込み式が2つだ。後にLED球にも変えやすい。 下部は写真とは違って左の方に細い引き出しがあるタイプ。引き出しがストッカーとして使える。この安い組み合わせで工事依頼した。 ■ リフォームはじまる工事の日が来た。まず水道の元栓をとめて「しばらく水がでなくなります」と告げられる。洗面台の取り外し処分だ。 現在給湯器と繋がってない昔のお湯の栓は絞め殺してもらう。洗面台の横っ腹からお湯の配管を通してもらった。洗面台に向かって右側の壁面からお湯の管を通すのでモルタル壁に穴をあけてもらう。写真の赤い部分がその配管だ。 ココは脱衣所なのですぐ風呂場だ。その外に給湯器がある。新しい給湯器を据え替えてもらい、お湯の配管を風呂場と洗面台用と分岐してもらう。 そしてエアコンの電源を今まで隠れていた壁面コンセントから取ってモールで高い場所まで伸ばしてもらった。さすがプロ、手際がいい。 こういう時、お決まりの「ちょっと掃除してもいいですか?」を使い、掃除させてもらった。 ちょうど昼休みになるらしく、好きなように掃除してくれという状態になった。 幅75cmタイプなので同じように収まるのだが高さが少し低くなる。これは見積り時に聞いてある。 上部に以前の洗面台の跡が見えるようになるのだが、メラミンスポンジで掃除したら汚れは落ちた。 外から見るとこんな形になった。予想通りだ。エアコンの配管もあってこの辺は管だらけになってきた。妙に白い。 一応、玄関なので室外機は置かないようにエアコンの配管はこの壁の向こう側に施してもらったのだ。つまり玄関から見ると室外機もガス給湯器も何も見えないようになってる。 何もそこまでしなくてもいいかな?という気もするが見てくれはイイのかな? このあと外壁塗装のリフォームも考えているのでこの辺は同じ色で塗ってくれる筈だ。そしたら統一感ができてキレイになるだろう。 ちなみに屋外の電源コンセントからコードを引いていたのでこの化粧カバーに意味不明の電源コードは入ったままだ。 洗面台の中の様子。右側からお湯が来ている事がわかる。これで水とお湯の接続した。排水口の位置は蛇腹ホースで柔軟に対応できるようになっている。 左の方にあるU字型に下がったフレキシブルパイプがシャワー部と繋がっている。うっかりシャワーの水が根元に垂れた時は左下のあの小さなトレーで受け止めるようになっている。 今回洗面台を新しくしたのはお湯の問題と同時に最初の方で書いたが、洗面台の水漏れが原因だったのだ。このトレー部にあたる部品に水が貯まって溢れ、床が水浸しになったのだ。 水漏れの原因はフレキシブルホースの破損みたいだった。 ■ プロの工事作業は終了できた!今まで使ってたタイプと比べて出っ張ってないのでスッキリしている。少し低くなったがそう違和感はない。エアコンの電源コードも上の方で延長コードで繋いだ。 まだ収納ポケットに何も置いてないからキレイだが、これからセッケンやハブラシや髭剃りやコップとか、たくさん多く事になる。キレイなうちに写真撮っておいた。 奥行きが短いので足元に体重計が置けるようになった。脱衣所は狭いので置く所がなかったのだ。高級な洗面台になると一番下に体重計専用のスペースがあるのをどこかのショールームで見た。 安いタイプなので蛇口もプラスチック、シングルレバーもプラスチック製。高級品だと金属製なのだ。でも今回はガス工事も絡んでいたので高価になるので洗面台は安く抑えたのだ。 しかし高い製品はなんで高いのか理由が解った。こういうレバーは平らな所から立ち上がっているより壁面から横向きに出ている方が水が残らず衛生的なのだ。 つまり手入れが簡単という訳だ。なるほどな。 あと安い製品の特徴は(何自慢だ)排水口のフタが、クサリで繋がっていて手ではめるタイプだ。 これもカビの元だ。高級品はレバー操作とかで栓ができるものだ。 ヘアキャッチャーもなんだか安っぽい感じだ。それからコンセントが1系統しかない。電動歯ブラシで1個使うのでドライヤ―をかける時に困る。 これはちょっと不便だ。不細工だが2分配タップを付けた。 安物買いの負け惜しみみたいになるけど、3面鏡タイプじゃないからいちいち鏡を開けなくてもポケットからパッといろんな物が取れて具合がいい(と思う)。 アレは来客時に洗面所を貸す時にハブラシ等を見られたくないとか、そういう目隠しためなのかな?知らんけど と、コレでおわり…ではオレは何もしていない。写真とって掃除しただけだ。ここから小さなDIYをする。 ■ 使ってみて気づく事・棚作りしばらく使ってたら上記にもあるように水・お湯のレバーの根元に水が非常に残る。 放っておくとスグにカビが生えそうなので拭き取るか、水が残らないように努力が必要だ。あと、1面鏡なので鏡が完全に中央だ。以前は左寄りに鏡があったので立ち位置が少し変わった。 すぐ横にランドリーバスケットがあるので奥には行けないのだ。長年の習慣なので少し違和感あった。 それから収納ポケットは良いのだが、以前の洗面台にあったちょっとした一時的な棚がないのだ。 正確には一番下が棚と言えば棚なのだが、ここには泡のセッケンやコップや色々置いてしまったので場所がない。 2018年2月、以前の洗面台と同じような位置にちょっとした棚を付ける事に決めた。やっぱりメガネを置いたり、何かと鏡の前には棚があると便利だ。 今まで長年あって当たり前だったし。 そこでまたキッチンリフォームで余ったキッチンボードの登場だ。あの板はホントに役に立つ。 水道を高く伸ばしてシャンプーする時に棚板と干渉しないか確認して大丈夫な場所に決定。奥行きも揃える。 ホームセンターでステンレスのL字金具を買ってきた。3つもあれば耐えられるだろう。 洗面台にはネジ留め、板は両面テープで板を張り付ける方法で作ろう。これもネジ穴開けるのは気が引けたが暫く使ってからの事なので納得してやった。 一番目立つ部分なので水平になるように丁寧にやる。線も引いてあとで消したりなんかして。 メガネ置きにちょうどいい感じの棚ができた。真っ白の板ではないので多少違和感があるがそこはDIYなので。 なんか便利になった。洗面所って何かちょっと置きたい時があるのでやっぱり棚は要る。 収納ポケットだと隠れてしまうし、そんなスペースは余ってないし。やっぱり安いタイプを買ったらそれなりに工夫が必要だな。 ちなみにこのページでオレがDIYで登場したのは最後の棚付けだけである。 一応洗面台をリフォームした記録がてらこのページを作成したようなものだ。 |
お湯がスグに出ないのは入居時からずーっとガマンしてきた洗面台だ。風呂場の給湯器を外置きにした時が工事のチャンスだから配管工事しておけば良かったのだが、 その時にはタイミングが悪く、まだ遠いキッチン給湯器が生きていたのだ。風呂場リフォームした時にはお湯の配管までは気が回らなかった。 実際、風呂場のリフォームはかなりの出費だったので当然と言えば当然か。床タイルから浴槽、給湯器と交換したのでね。 冬場にオヤジがキッチンから洗面器でお湯を持って運んでいるのを見て、なんで工事しないんだろうと思ってた。今回水漏れという "事件"が起きてくれて良かったとも言える。いいキッカケになった。 洗面台工事と一緒に給湯器も買い替えるのなら少しお金かかってもお湯を洗面台につなぐ工事もしようという事になったのだ。早速1000円床屋から帰って洗髪してみた。 すぐにお湯が出るというのはこうも具合がイイものか!と痛感した。今では自分で散髪もできるようになったので頻繁に「夕方シャン」?している。 あと、購入時に確認したのだけど手入れはメラミンスポンジはダメだそうだ。 表面を傷めるのでどんどんカビが生える事になるので普通のスポンジでクレンザーも使わないで洗ってくださいと言われた。 |
2018/03/24更新 |