レンガの黒ずみを清掃



長い事住んでいると積み重ねの汚れというのには気が付かないものである。
入居した頃にはキレイなレンガ色だったであろう玄関アプローチが汚いので磨く

2015/04/27

■ 掃除の仕方が間違ってたようだ

これが元々は煉瓦を敷きつめたアプローチだ。 アプローチって言う程のものでもないけど一応門扉から玄関までの間が真っ黒になっている。 汚れが気になったのは何年も前なのだが、磨いてもキレイにならない

 

例えばデッキブラシでゴシゴシやった事もあった。 それもダメで、床のガムとかを剥がす金属ヘラもやってみたがキレイにならない。

もう諦めかけていたのだが、今回何とか汚れを落とせないか真剣に考えた。まずヤスリで削るという方法。 一応汚れは落ちるがとても効率が悪い。

次は大型のカッターナイフで表面をチマチマと削るという方法。しかし煉瓦が欠けたりしてあまり良くない。 そしてどちらの方法も非常に疲れる

そんな時、何となくホームセンターをウロウロしてたら見つけたのがこの製品

コケ取りブラシだ

要はワイヤーブラシなのだが、 今までナイロンのデッキブラシなんかで擦ってたから汚れが落ちなかったのだ。

この汚れがコケだという事に気づくのが遅かった。

値段は700円くらい。用途はコケ落としのみだけどキレイになるのなら惜しくはない。買ってみた

もしかしたら家の他の部分にもコケ汚れがあるかもしれないし、このアプローチの部分だけでも良い。
カッターナイフなんかで擦ってたら何年かかるか分からない


■ コケ取りブラシ使ってみた

まずバケツと水は必需品だ。擦ってみたらコレが落ちる落ちる。煉瓦色が見えてくるのが嬉しい。

ちょっとコツもあって、両手でやると良い。片手で柄の部分を持ち、 もう一方の手でブラシの上部分を押さえつけると良く落ちる

緑色の水が流れるのだ。つまりコケの色だ。手ごたえでも何となく解るようになってくる。

仕上げはタワシでやると滑らかになる。 写真のように100円ショップで売ってるスニーカー用の柄のついたタワシだ。

最初は空振りな感じなのだが、すぐに食いつき感があり、そこからゴシゴシと擦ってるとキレイになる。

目地の部分も落ちるようなのだが、ブラシがダメになりそうなのでとりあえず煉瓦磨きが優先だ。


コケがよく落ちると言っても、やっぱり中腰になって地面を擦るのはしんどいので毎日コツコツと1列づつ磨いていった。 こういった地面のレンガは、よくCMで見かける高圧洗浄機でも使わないとキレイにならないと思ってた。 レンタルしてないかな?なんて本気で考えたこともあった。

しかし晴れの日も雨の日も(雨ならコケが取れやすいが自分がびしょ濡れ)コツコツと掃除していった。

結果、できあがり。基本的な事だけど、掃除する前の状態も写真撮っておくの忘れた(´・ω・`)


レンガが明るくなったので目地も何とかしたくなった。モルタルもやってみようか?とか思ったけど キレイにできる気がしないので、これ以上余計な事はしないでおこう。そしてこまめに掃除をしよう。 普段の汚れだったら、それこそナイロンのデッキブラシで十分だろう

そういえば裏のガレージも一部コケらしき物がこびりついてる箇所があるな。 まだコケ取りブラシは全然使えそうなのでやってみるか



このレンガをちゃんとキレイに磨いたのは入居してから初めての事じゃないだろうか? もう40年くらいそのまま踏み続けてきたので、住んでる者には汚れなんて気づかないのだ。 日数はかかったけど安い道具で掃除ができて満足した。

2015/08/18更新