郵便受けの取り付け
| ウチの郵便受けは、入り口が金属製だが中が木製だったのですぐに腐ってしまった。 プロに新しい郵便受けの取り付けを頼んだらしいのだが、業者の人は元の穴をベニヤ板と ガムテープで埋めてしまって、フタをしてゴマかし、ステンレスの郵便受けを門扉の方にボルトナットで締め付けて帰ったのだ。 しかもその後、郵便受けに番地のプレートを打ち付けられてしまった。コレは動かせないのか？？ |
近所の家もみんな木製の郵便受けは腐ってしまったらしく、金属製の郵便受けが
元の壁穴に恰好よく埋め込まれている。
ウチも古い郵便受けの穴にこのステンレス郵便受けが埋め込めないものか？ ガムテープやベニヤ板を剥がしてみた。 アリの巣になっていた。（これは内側から見たところ） 当時の郵便受けは、入り口が横に細長く中が大きいタイプが流行りだったのか、そういう作りだ。 このモルタルを削れば壁に埋め込みできそうな気がしてきた。 それにしてもテキトーな仕事をしてったもんだ、その職人。 
金属製の「たがね」と「ゲンノウ」で叩きまくった。そうとう音がうるさかった。
苦労して郵便受けが入るサイズまで穴を大きくした。（これは表側がら見たところ）
かなり叩いて、石ころみたいなのがたくさん飛び、表側のモルタルも吹っ飛んでいった。 ディスクグラインダーがあれば作業は捗っただろうに かなり不細工だ。でも、後でキレイになる保証がある。 じつは間もなくペンキ屋さんが家の塗装を全部やる予定だったのだ。 だからモルタルさえ埋めれば塗装はやってくれる。 しかし、問題があった。 立派な鉄筋がタテに1本通っている。コレは結構な事なのだが今回の作業に限ってはジャマな存在だ。 なんとかしなくては。 
金属を切るものといえば、当時は「金切りノコ」くらいしかない。
時間はかかるけどコレしかないのでひたすら切りまくった。何度か休憩をしたと思う。
玄関先での作業なので目立つ事おびただしい。さっきから叩いたり切ったりとやかましい。 通行人も見るし。きるだけ早く済ませたい。 それに、郵便受けは1日でもないと困るしな。 掘った穴もデカくなり、そろそろ郵便受けも入る事がわかった。急いでモルタルを混ぜる。 
郵便受けを水平に埋め込んだ。
削った穴のままではスキマだらけなのでモルタルを詰める事になるのだが、慣れない作業なので難しい。
水平をキープしながら、キレイに設置することに専念する。 べちゃべちゃと盛り上げてステンレス郵便受けをはめ込む。だいぶ余分なモルタルがボタボタ落ちる。 カタチになったところで、余分なモルタルをこそげ落とす。 色の方はペンキ屋さんにキレイにしてもらおう。 ペンキ屋さんが来たので塗ってもらったら、まーまーの出来栄えになった。塗装で縁取りがシッカリした。 | ||
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番地プレートを留めてある物を勝手に移動してしまったが、うまくいったので問題ないだろう コンクリに埋まってるためか、開け閉めする音が門扉についていた頃よりかなり静かになった。 それと壁の厚みが郵便受けの奥行きと同サイズだったのはよかった。ただ、回覧板のサイズが大きいので 取り出しにくいのが難点だ。いつか何とかしたい |
