リビングにLED照明を

廊下や脱衣所、風呂、トイレ、階段、キッチン手元、玄関ポーチ灯など、
節電のためにLEDに交換してきた。だいぶ消費電力が下がった事だろう。
しかしリビングの照明がまだだ。ココは長時間つけるので消費電力も凄いだろう

2014/11/13

■ まずは商品選びから

リビングは12畳で照明器具は蛍光管だ。 入居当時には直管の蛍光管20型x5本という四角い照明器具だった。 なので消費電力が約100Wという事になる。その後、何度か買い換えしたが、だいたい同じタイプを使ってきた。 最後に買ったのは四角いタイプがなくて2重の丸型蛍光管が更に2重になってるタイプだった。これは合計140Wだ。 電気を喰うので省エネモードに切り替えて使ってたがかなり電気を食ってた筈だ。



12畳なので大きいタイプを付けて省エネモードで暗くして使ってるという間抜けな感じであった。 震災で自粛してた頃などは内側の管を抜いて使用してた。オマケにコレ交換用の蛍光管がやたら高価なのだ。

本来ならこれが壊れるのを待ってからLED照明に買い替えるというのが順序だが、 家電量販の店で品揃えを見ると今頃のLEDシーリング照明は種類も増えて価格も手頃になってきてる。 電気代の事を考えたらもう交換しても良さそうな時期なのではないか?

いろいろ調べた結果、明るさの単位lm(ルーメン)が5,000を超えるものなら12畳でも大丈夫だという事が解った。 それからLED照明は、あとから昼光色とか昼白色とかを蛍光管の取り替えのようにできないので、 調光機能付きでないと後悔する人が多いらしい。よって5,000 lm以上・調光機能付きに絞られた。

店で見てカタログ等も参考に選び出した機種

Panasonic HH-LC769A 19,780円 (Joshin)
>>メーカーサイト

明るさは最大5,499 lmで、全灯・普段・白い色・暖かい色・常夜灯・滅 というようにリモコンで選択できるようになっている。 そして消費電力が50Wだ。これまで140Wだったから凄い節電になる。

店頭で見る似たようなタイプは、エコナビ機能が付いていたが、明るさが5,000 lm以下で、 価格が39,800円くらいだった。価格も約半分で済んだ。LED照明の価格と性能は現在進行形らしい。


■ LED照明の取り付けの前に

まず電源が落ちてることを確認する。これは基本の基本なので書く必要もないけど一応。 作業は既存の照明器具を外して新しい照明器具を付けるのだから簡単だろうと思ったが、少し手こずった。

前の照明器具はシーリングにハマってはいるものの、シーリング自体は固定されておらず、 照明器具を取り付ける専用アダプターと一緒に木ネジで天井にネジ留めしてあった。

今まで何回も照明器具買い換えたので、その度にいろんな付け方をしてたのだろう。

今後も交換しやすくするために、こういう方法ではなく、シーリングを天井の木の部分に しっかり止める必要がありそうだ。この際だから今やっておこう。


とても不細工だが、留められた。さっき外した木ネジは本来シーリングを留めるための長い木ネジだ。

天井の木の部分に下穴を開け、丁寧にネジ止めした。今後はこのネジの力で器具を支える形になるのだからね。 (シーリングへの配線は既にされている)

天井も石膏ボードなので、こうするしかなかった。ボードアンカーを使いたいが、ちょうど木材が通ってるし。 結局その木に直接留められたので良かったんだけど。空いた隙間部分は木材を斜めに切って貼り付け、上から壁紙を貼って埋めた。


■ 今度こそLED照明の取り付け

一応隙間は塞ぐ事ができた。 シーリングさえ固定できれば、あとは照明器具に付属してるアダプタが付けられる。 そこへ照明器具本体をはめる。カチッと音がするまで押し上げる。本体がグラグラしない事、回転しない事を確認する。最後にコネクタを挿す。



これで設置はほとんど終わったようなものだ。あとはクリアカバーを付けるだけ。 リモコンに電池入れて電源を入れてみる。シロウト写真なのでどうしてもこんな写真になってしまうけど、 点灯した様子はご覧の通りとても明るい。



調光機能で、上記に『全灯・普段・白い色・暖かい色・常夜灯・滅』が選べると書いたが、 大まかに『明るい白・省エネ白・電球色』の3種類と考えた方がいいかもしれない。 リビングなので常夜灯も使わないし、「普段」というのが省エネらしいのだけど「全灯」で50Wなのだから、 ウチでは全灯にしている。

リモコンの様子はこんな感じで、ホルダーから外してテーブルに置いても使えるようになっている。 上記の大まかな3種類の光が目立つボタンで3つ並んでるのが解る。

点灯ボタンが大きくて黄色になっていて見やすい。光の色や明るさを段階的に調節することも可能。 また、時間をセットすれば留守でも点灯して在宅しているように見せかける防犯機能もついている。

更にリモコンの先端に付いてるオレンジ色のLEDで手元灯(小型の懐中電灯)にもなる。停電時に便利だという話だ。

よく、食事の時には電球色が美味しそうに見えるとか、本や新聞などの文字を読む時には明るい白色が良いと言うが、 そこまで色の切り替えする人いるのかな。

以前の蛍光灯のシーリング照明と比べると光の質が違うのを体感した。 光がシャープで透明感がある(蛍光管には暖かみがあったのだろうか)。部屋の壁面上部の方も明るい。

本体の寿命は大体7〜10年とか言われてるけど、LED照明器具が家庭に出回ってまだそんなに年数が経ってないので データもまだ少ないんだそうだ。蛍光管の交換のようにLED光源をユーザーが交換する事はできないので、故障したら出張修理になるそうだ。 今後本体価格が下がるだろうから修理するなら買い替えた方が安いだろうな。



照明器具は店頭で見ても、デザインやリモコンの具合は解るけど、 部屋の明るさがどんな感じか解らない。もう買ってみるとしか言いようがない。 明るさの単位、lmという目安があるのでそれを頼りにするしかない。 たまたまウチでは5,000 lmで良かったが、人によって感じ方が違うかも知れない。 一つ上のランク(例えば8畳なら10畳用をというように)勧める事にしてる店員もいる。 今は6〜8畳クラスをホームセンターでも安く売っている。 まず試しにその辺りから交換するのもいいと思った。今回はシーリングで手こずったが、シーリングが備わっていれば5分で交換できる作業だ。 外した照明器具は勿体無いので狭い部屋に移植して蛍光管を減らして使ってみよう。
2015/08/18更新