トイレのドアノブ交換

ドアの鍵が壊れるのと夜中に開閉する音がうるさいため
ドアノブをレバーで開閉するタイプに取り換える。


■ 入居時から付いてたドアノブ壊れる

コレが古いドアノブだ。ステンレス製の丸ノブで、鍵は真ん中のボタンを押し込む方式である。

しかしこの鍵の動きがだんだん怪しくなってきた。鍵が壊れて時々閉じ込められそうにもなる。危ない。

トイレという場所がら必ずカギを毎日何回も使う。もうそろそろ交換しても良い頃だろう。

この外したノブを持ってホームセンターに行った。ノブを選ぶのがが難しかった。サイズが合うのか?ドアの開く方向は?ノブの位置の左右の制限はあるのか?など


■ ホームセンターで買って付ける

よくわからないので店員に訊いたら、右開き・左開き・引く・押すの関係はだいたい対応できるという。

もし合わなかったらレシートと一緒に持ってきてくれと言われた。それならば買おう。安心した。

それで付けたのがコレ。前の部品とラッチの大きさが違うので隙間ができる。そこは小細工で、ベニヤ板を切って埋めた。

受け側の金具もついてたので交換した。キレイな方がいいからね。


開け閉めする音が静かになった。見た目もイイ。横に伸びたノブが新鮮だ。

慣れるまでちょっと時間がかかりそうだが、 今ごろの家は最初からこういうスタイルらしい。

ドアの色がアイボリーなので、ゴールド色でけっこう合う。交換作業は意外とカンタンだった。錠の高さ固定にちょっとだけ角材で加工したけど



施錠してあるかどうかを見分ける時の赤と青の表示が真ん中の黒い丸のところにあるのだが、もう少し見やすかったらイイと思った。 これでドアノブはもう大丈夫だと思った。しかし残念ならがこのドアノブは長持ちしなかった。そこで、次はちょっと高い製品に交換することにした



トイレのドアノブ交換・その2


2014/03/15

■ ノブではなくレバーって言うそうだ

トイレの鍵が壊れて閉じ込められたらどうしよう?という話がまたはじまった。 確かに鍵の調子悪い。
なぜか少レバー傾いてきてるし。トラブル時に年寄りが中から開けられないかもしれない等・・・

なのでホームセンターで何度か見てきた。 店員が「バックセット寸法は大丈夫ですか?合わなかったら絶対に元の場所に付きませんよ!」とか専門用語で脅かしてくる。 よほど返品が多いのだろう。

前に交換した簡易的な「リフォーム用ドアレバー」っていうのはバックセットの長さが 自在なタイプだったようだ。

そんな事すっかり忘れてた。

ちなみに「バックセット」っていうのはドアの端からドアノブ中心までの距離の事だそうだ。 ウチのは60mmであった。ほかに42mmとかあるらしい。

すこし知識をつけて、しかもドアレバー外して一応現物を持って行った。 解らなくなったら店員に相談しよう。

ドアのノブだから、てっきりドアノブだと思ってたら、今はドアレバーって言うそうだ。 そんな事ちっとも知らなかった。どうでもいいけど(確かにレバーだな)


何度か店で調べた結果、3,000〜6,000円くらいまである。 ドアレバー自体はたくさん展示があるのだが、トイレ用 (中からロックできて、色表示が青から赤に代わるやつ)は種類が少ない。

家に入居した頃には丸いステンレスノブで、ノブ中心のボタンを押すとロックがかかり、 トイレを出るときは中から回せば自然にロック解除するという物だったような気がする。

前回の交換ではホームセンターで安いクラスのを買って付けたのですぐに調子悪くなった。 今回はちょっと高級な品を買った。


 ナガサワ TXS-G14R(MS) 5,800円 シマホ


売り場では全部左開き?(左で閉まって右手前へ開くタイプ)が展示してあるが、 これは変更できるのだろう。家によって構造違うからね。でも最悪の場合、上下逆さになってもいいか? とか弱気になる。

今度は鍵がドアと同軸でない製品にした。前のは同軸だったため、鍵も一緒に廻ってしまう事があって危険だったのだ。 そしてちょっとガッチリした感じのものにした。TXS-G14Rはレバーを触っても遊びがないのでいい感じだ。 (ちなみにどんなタイプでも、無人で施錠されてしまった時にはコインで廻せば開錠できるようになっている)


■ 交換作業にとりかかる

ドア補修って職人っぽい作業が多いなと思う。意外と規格に統一感がないのだ。(家が古いからか?ドア厚みも違うし)

フロント板の大きさや深さも様々で、彫刻刀とかノミで形成してやるような工夫がいる。 右の画像は、オレが前回カマボコ板か何かで工夫した跡を今回の仕様に合わせて削っているところ。

そして珍しく説明書を読んで、この製品の仕組みを理解する。開ける穴の位置関係や鍵との兼ね合いもあるので、 今回は感覚で作業するなんていうのは危ない。

引くドアか押すドアか?右開きか左かという問題があった

これは出たり引っ込んだりするラッチと呼ばれる部品の向きを180度回転させて解決した。 「左吊元」の場合はラッチボルトを廻し合わせてくださいって書いてあった。 つまりその事だ。専門的な書き方だなぁ


説明書に「電動ドライバは使用しないでください」って書いてあるので手回しドライバーを使う事にした。 しかし鍵穴を開けないとならん。

結局用意しておいた電ドラ使うことになった。木工用ドリルビットを付けて所定の場所に穴を開ける。

要は、木ネジ留めの箇所が多いからネジがバカにならないように電ドラ使用を避ける方が良いという事なのだろう。

何十本もネジあるのなら気が遠くなるけど、そんなに留める箇所はたくさんないので手回しでも問題ない


ドア外側から室外補強強座、トイレ側に室内補強強座 という部品をつけて錠の筒を貫通させてドアを挟むような形になる。

所定の場所に穴を開けて一部をノコで欠き取るだけで良いだのが、 入居時からの丸い穴が残っていて、なおリフォーム用ノブに1回付け替えた結果ずいぶんデカい穴が残ってしまった。

強座両サイドの穴が通るために今あるデカい穴を左右に広げていった。また彫刻刀を使う。 何の作業だかだんだん解らなくなってきた。大丈夫かなこのドア。


錠の筒と強座がついて、錠とフロント板もネジ留めできた。この時点でドアレバーを仮に挿してみて、 ちゃんと機能するかどうか試した。 下向きにレバーが半回転し、ロックもしっかりかかった。後でカバーをつけるのでレバーは一旦外す。


   

受け座も付属していて、本来ならばこれも交換なのだろうけど、今のでちゃんと機能するので省略した。 (じつは面倒だったのだ)

座カバーと呼ばれる金属製の薄いカバーをツメに引っ掛けて被せたら、見栄えが良くなる。 こんなに写真を載せるならドアの塗装を先にやっておけばよかった。塗料が剥げて汚いな(笑

角芯棒付レバーハンドルの上下があるので、これを間違えないようにして両側から挿して固定する。



この写真のために後日、ドアの縁の部分を塗装した。 これで一応完成だ。ロック解除を外からコインでやるのも実験してみた。問題ない。できあがり

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ドアノブ(ドアレバー)の交換といっても鍵が別穴のタイプはちょっとむずかしいな。 仕組みを理解してしまえば難しくないのだけど、最初なかなか解らず説明書を何度も読んだ。 今回は特に、図と同じ状態ではなく、家の構造の関係で左右が逆になるので図を見ながら頭の中で反転させて読んだ。 使い心地はとても良い。ちょっといいお値段するだけあってレバーが少し重く、閉まる感じも違う。 もし、気が向いたら付属の受け座も交換した方がいいかな? 欲を言えば鍵をかける時「カチャッ!」という響きでかかると気持ちいいなと思った。まぁいいけど



トイレのドアノブ交換・その3


2020/10/10
ドアノブ交換は2014年に済んだのだが時は流れもう2020年だ。物には寿命というものがある。 新しいと思ってたドアノブももう6年前の話。1日に何回も鍵を締めたり開けたりしていれば機械は調子悪くなる。 ドアをロックしてなくても開きにくいと感じる機会が増えた。騙し騙し使ってたがこれは放っておくと トイレに閉じ込められそうな気がしてきた。 こういうのは動いてるうちにちゃんと直した方がいい。年寄りもいるし。

しかしオレも歳とってきてこういう作業がおっくうになってきたのも事実だ。「うつ」の時もあるし。そこでどうしたら良いだろう。 理想的なのは、当時と同じ型番のドアノブを買って丸ごと付け替える方法だ。

もうこれ以上新しく穴あけ加工したり、微妙なサイズを測ったりするのが面倒だ。当時購入したシマホへ行ってみた。 型番「ナガサワ TXS-G14R(MS)」を探す。

なんと普通にあった。しかも色が2色選べる。ブロンズ風とシルバーだ。今までシルバーできたのだから今回もシルバーにしよう。 ちなみに値段も同じくらいだった。よかった

これなら今のアルミカバーを剥がしてネジを外してノブを抜いてラッチを抜けば簡単に交換できると思った。 新しい穴も要らないし、寸法も問題ない筈だし。

それと、ラッチを受ける側の金具は面倒なので交換しなくてもいいだろう(何回メンドウって言うんだ)



■ 交換作業にとりかかる

交換はあっという間にできると思っていた。しかしそれは甘かった。なにしろ6年前にどんな手順で取り付けたかなんて覚えてない。 説明書を読む。アルミカバーをマイナスドライバーで剥がして後はネジを緩めれば簡単に外れるという話だが これがなかなかうまくできないのだ。目も悪くなってるし。

まず、レバーハンドルは外側と内側とマイナスドライバーのような付属の専用工具を挿したら抜けた。

ま、見えて外せるものはどんどん外していこう。しかしアルミのカバーがなかなか取れない。 もう再利用しないので、コジってやっと取れた。どうやらマイナスドライバーを挿す位置が悪かったようだ。

内部にプラスチック製のプレートが入ってたのでこれのネジを外して引っ張る。なんとか取れた。

ネジ穴だけはバカにならないように気を付ける。同じ製品だから同じ穴を使うので。

どんどんバラしていく。バックセットと呼ばれる部分も外す。よく見たらかなりホコリがついていた。 そういえばこういう部分に油をさすなんて1回もした事ないな。

もしかしたら掃除で直ったのかもしれないな、等とまたマイナスな事を考える。でも新品を買ったんだから潔く交換だ。

ツメの部分の向きに気を付ける。これは指で摘まんでクルっと回して反対向きにできる。 この作業で最も大事なのは室外でやる事だ。うっかりトイレ内でやってドアを閉めて開かなくなる事だって考えられる。 そんなアホな、とい気もするがアホな事をするのがオレである。


■ できた

前回の2014年完成時の写真ではありません。ちゃんと今回2020年に撮り直したものです。

色がシルバーなのでまったく同じ。ブロンズっぽい色でも良かったかな?なんて少し思ったけど、 家の者にとっては「いつの間にか直ってた」くらいの感覚の方がいいだろうからシルバーで正解だろう。

で、肝心なロック・解除の手応えだが、しっかりして良くなった。元々がカチン!とロックがかかるタイプではなく、 スッと施錠・解錠するタイプなので。 鍵がかかってない状態でのノブの動きも引っ掛かりはなく、問題なくなった。
直った!


今回の交換作業は本当なら今までのトイレドアノブ交換の中で最も簡単でなければならないのだが苦労した。 仕組みを理解していれば難しくないのだけど、もう忘れてるし。 しなくてもいい作業もかなりやってた。無駄に汗かいた。かかったお金はこのドアレバー6,000円位。 何より全く同じ機種があって本当に良かったと思う。自分の衰えが計算外であった。