縁台ステップを作る
家に高齢者がいるので縁台をステップにする



2019/12/20

■ 現状はどうなっているのか

リビングの掃き出し窓からテラスへ昇り降りするのにアルミ製の縁台を置いている。若い頃はこれで皆問題なかった。しかしこの高さが40cm位あり、昇り降りが高齢者には厳しくなってきた。 仕方ないので写真のように昔の縁台をバラしてサンダル置き場にしているのだが高さも中途半端でとても不細工だ。

この縁台も古くなってきた事だし、落ち葉の掃除も難しいのでDIYで縁台ステップを作る事にした。2段の階段式にすれば1段を20cmにできるだろうという安易な計算である。

縁台の前に20cm位の踏み台を置くという手もあるが、一体型でないと離れて踏み外したりして大けがの元にも成り得る。 それにこの縁台は横に長い。DIYなら好きな幅にできるので自分で作る事にした。


完成予想図はこんな感じ。家に使わない合板が余ってたのでこれを切って枠組みにし、そこへ市販のスノコを乗せるという作り方。しかし強度の面で不安が残る。

色はライトグレーにする。白やアイボリーは汚れが目立つし。濃い色は夏に暑くて歩けなくなるし。塗料は防腐効果があるものを使うが、どの程度効果があるかは解らない。

地面に触れる部分(ココではコンクリのテラス)だけど、木が直接触れないようにゴム板を履かせるようにした。


■ 材料を準備する

いつもの通り、あまり計画性はないがホームセンターで大まかに材料を買ってきた。サイドに使う板は家にあるので買う必要ない。このくらいあれば何とかなるだろう。

製品となっているスノコ2つと角材を3本、あとゴム板と水性塗料を買った。足りなければまた買いに行けばいい。

今回ホームセンターで購入したもの
 スノコ 690円x2枚
 角材  370円x3本
 ゴム板 420円x2枚
 塗料  3,350円x1缶
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 合計  6,680円 (税別)   

スノコが最初から出来ているので今回のDIYはラクだろうと思っていた。しかしスノコは乗ってみると弱々しかったので何らかの方法で補強しないと折れそうだ。

底面のゴム板は細く切って貼り付けよう。ゴム系接着剤でいいかな? 釘で打ち付けるのも考えたけど穴が空くのでかえって水が浸入するような気がする。木工は腐食やシロアリが怖いので気を遣う。

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■ 作業に入る

まずスノコを1回目の塗装。下塗り的な作業を施した。中くらいのハケと細い筆で塗った。まだ木目が透けてる。あとで何度も重ね塗りする予定だ。何しろ雨ざらしになるので。一応軒下ではあるのだけど。

しかしスノコの塗装って思ってたより面倒だ。隙間になかなか塗料が届かないし、なんか木の質も良くないので塗料がのらない。

真鍮の釘の部分はどうしよう、もっと打ち込んで上にパテ状の何かでフタして平らにするか?いや、やめておこう。

このままでは弱いので、脚と脚の間に別の角材で縦に2本追加した。あまり効いてない気もするが。

そして合板をジグソーで切り、L字型の側板を2枚作る。あと、背面側にも強化板を作る。接地面は少なくしたいので背板は地面に着かない構造にした。


内側の角には角材を当てて木ネジで留めて全部塗装する。塗料は2缶要るかと思ったがまだまだあるので買わなくて良い。

そして補強のために横向きの角材を取り付ける。イメージは枠内にスノコがはまる感じだ。角材の取付けは木工用ボンドと木ネジだ。 皿ネジで、ネジ頭が出ないように穴を加工する。彫刻刀ですり鉢状の穴を掘った(伝わるかな)。

スノコは脚があるので枠組みを作ってもそのままではハマらないのだ。横に渡した角材に当たる部分をノミで欠いた。

そして角材を横に渡して補強したのがこの写真である。(実は最後に下段にもう1本要る事が解るのだ)

ノミで欠いた部分は真鍮の釘が通っているのでペンチで抜いたりして色々と細かい作業があった。

あと、節があってヒビ割れしそうな箇所はパテで埋めた。こんなんで大丈夫かいな?

角材を切るのにジグソーは便利だが、ちょっと切れば済む場合は準備する方が面倒なのでノコギリで切った。この方が早い。

相変わらず、思いつきで角材を切っては足していく。下段はどうやって補強しよう?基本は上段と同じなんだけど。

数日かけて少しづつ作業し、スノコの脚の干渉する部分を切り欠いて枠にハマるようにした。 たまに横の家具につかまりながら自分で乗ったりして強度の確認だ。

一通りできた感じがしたので一旦スノコも外して枠組みを逆さまにする。接地面に細く切ったゴム板を接着していく。ボンドG17を使用する。

左右に貼ればいいので四角い板を2枚ほどで足りると思ったのだが少し足りない。もうちょっと買って来ればよかったかな?

でも水はけの関係もあるので、かえって4隅だけ貼る方が良いかもしれないので様子見だ。正しい位置に戻して接着できるまでこの縁台の重さで押し付けて接着した。


■ いよいよ現場に設置

現場はリビングの掃き出し窓の外だ。植木鉢やプランターが乗ったひな壇と小型物置きに挟まれた場所である。 まずアルミ製の縁台をどかす。メチャクチャ落ち葉が溜まってた。ここはあんまり掃除しないからな。 ついでにワイヤーデッキブラシでコケ落としもした。そして今回作った縁台ステップを置いてみる。

思ってたよりいい

と、自画自賛してしまったが、2枚あるガラス戸のうち、実際には右側しか出入りしないのでこの幅で充分なのだ。

なにしろ寸法が解りやすい。40cmの高さの中間に1段増やすだけなので1段20cmである。

ゴム脚が外れるかもしれないので引きずらないように注意した。 置いた感じでガタツキもない。一番怖いのがガタツキだったのだ。シロウトが4本脚の物を作ると「DIYあるある」のガタツキが出るものだ。 これは4本脚というより左右の板2枚で支えてるのでよっぽど歪んでない限り安定するのだ。

踏んでみたら上段は大丈夫だが、下段の方が少しミシミシ鳴る。やっぱりもう1本補強の角材を入れよう。ここから先は屋外で作業した。 もうノミの扱いも慣れているのでスノコとの干渉もクリアした。そろそろ日が暮れるので塗装も急ぎで済ませ、とりあえず下段のスノコも乗せた。 スノコはまだ固定せずハマっている状態なので次の日にまた下段の補強パーツは再度塗装した。

これは下に大きなスペースが生まれた。よく使う園芸用品の箱があるのだが、これを収納しよう。あと雨の日には履物をしまえるな。


数日後



少し使ってみた結果、両親にもウケがいい。楽になったそうだ。ただ、登る時はいいが降りる時には2段目と1段目が重なって見えるのではないか?という気がした。

両親は高齢のため視力も落ちている。オレだって遠近両用の眼鏡に変えたばかりで階段を下る時には注意が必要と言われているのだ。

そこで区切りを見え易くするために蛍光テープを貼ることにした。とても簡単な事だが足を踏み外して怪我する事を考えたらやっておいた方がいい。

見た目は格好悪くなるけど安全第一だ。何となく作る前から段の縁取りをしたいと考えていたのでそれが蛍光テープという形になった。

アルミアングルを縁に貼るというのも格好いいけど高いのでやめた。


DIYというと何となく木工作業な感じがするがオレのDIYコーナーでは純粋な木工は少ない。 縁台は今までプロに頼むか市販の縁台を置いていた。水に強い樹脂製を使用していた頃もあった。
今回は純粋な木工作業だったので楽しいものだった。なんか「日曜大工」って感じがした。 ただ屋外で使用する物を木工で作ったのでその耐久性はあまり期待できない。塗装は4回塗りくらいしたかもしれない。 どのくらい使えるかな?ネットではステップ付きの縁台も結構安く売ってるようだ。中には手すり付きのタイプも売っていた。 ま、好きなDIYができたのでヨシとしよう。


この記事を参考にして行った作業で起こったトラブルに関して当方は一切責任を負えません。自己責任でお願いします

2019/12/29更新