■ 塗るところは家中にある
「ウチはペンキ塗るところなんかないよ」とおっしゃるアナタの家にもよく見れば塗装の薄汚くなったところはある筈。
新築だったらないかもしれないけど。
オレの場合は自分の部屋のドアの枠を塗る事にした。ドアがアイボリーで木枠もアイボリーなので前に塗ったアイボリーの塗料がある。
まず塗る場所全てを激落ちスポンジを濡らして絞った状態で磨き上げる。結構強めがいい。汚れがひどい場合は先に濡れ雑巾で拭いた方がいいかもしれない。
水性塗料なので普通の絵具の筆を使ってる。これでチマチマと塗っていけばキレイになるし、時間つぶしには最適だ。好きな音楽を聴きながらでもいいしラジオなんか聴くのもいいだろう。
塗料の缶を持っていればすぐに筆先をならす事ができる。あんまり缶が遠いと筆が移動する間に垂らしてしまうので缶と塗る場所は近い方がいい。
こちらは階段を上がった2階の欄干の部分。吹き抜け部分の柵である。
ここは全て木で出来ているので塗る面積が多い。満足感は半端ない。しかし疲労もするので要注意だ。
特に裏側は吹き抜けだから足場がないので手前側からこの欄干にもたれかかって上から筆を持っていって塗る事になる。ペンキを垂らさないように気を付けないとならない。もちろん階段には新聞紙などを敷いておく。
今回は家具調にしてみたかったので、枠のアイボリーの塗り直しと同時にライトカーキの塗料も塗って変化を持たせてみた。けっこう気に入っている。
■ 湿気の多いところは塗装の劣化が目立つ
脱衣所の窓枠や浴室のドア枠、窓枠などはよく塗る箇所だ。今回で何回目になるか知らんけどまた塗った。ついでにアルミサッシの部分までブラシで掃除したりした。でもあんまり根を詰めてやると飽きるので程々にしておこう。
これは脱衣所の窓枠だ。普段はあまり掃除しないため塗装の劣化と同時に埃の汚れなんかも付いている。これが一掃されるので塗った後はとてもきれいだ。
壁紙クロスとの境目や色の違う部分との境目を塗る自信がない場合はマスキングテープを貼ることをお勧めします。慣れてしまえば先の細い筆でちょいちょいと塗れるようになるものだ。
塗料を使う場合は特に換気をしよう。コロナ対策でも換気を勧めているのでちょうどいい。
この場合も下に要らない広告チラシや新聞紙などを敷いておくと良いだろう。そして家の者に解るように「ペンキ塗りたて」の紙を近くに貼っておこう。
こんな感じで風呂場の窓枠も塗った。それからキッチンと勝手口あたりも木枠部分が多いので全部同じ要領で塗った。疲れたり飽きたらちょっと休憩する事も忘れずに。
巾木(はばき)という廊下や部屋の下の部分に当ててある木の部分を塗るととてもきれいになる。塗装の話はこのくらいで。
■ フローリングのワックスがけ
続いてフローリングのワックスがけを紹介しよう。これもオレ流なのでやり方が好きじゃない人はやらなくていいです。
用意するものは激落ちくん・リンレイall・ウエスくらいだ。
フローリングは見た目にキレイでも意外と汚れている。積もった埃の汚れやスリッパで歩いた跡の汚れや、裸足で歩いた時の垢などだ。
以前は頻繁にワックスがけしていたのだが、このところワックスなんてかけてなかった。ワックス剥がし剤なんてあるみたいだけど買った事ない。
とりあえず湿らせた激落ちスポンジで擦る。あまり擦るとひどいキズになる事があるので様子を見ながら磨く。これもかなり汚い汁が出る。
木目がいい感じに残っててつや消しになってキレイな状態になるあたりまで磨いたら十分だ。あとは少し乾かしたらワックスをかける。
結構たっぷりかけた方が良い。これでまたしばらく待って今度は乾いたウエスで拭き上げると光沢が出てイイ感じになる。
ただ、少しの面積なら気合も入るが広い場合はのんびりやろう。これももちろんラジオを聴きながらテキトーにやるといい。
バケツにぬるま湯を汲んできて置くと汚れた激落ちスポンジが洗える。汚れが気持ち悪い人はゴム手袋かビニール手袋をすればよい。
画像で見て分かるように磨いた所とかなりの差が出る。あまり人が通らない部分も同じように磨いてやるのがコツだ。
我が家のフローリングは廊下とキッチンだけなので狭い範囲で済んだけど、部屋全体がフローリングだったら磨き甲斐がありそう。
細かい事を言えば、巾木とフローリングの境目のところはカッターナイフの刃のウラで軽く擦ってやるとたまった汚れが取れて気持ちいい。
何事もやりすぎは良くないので傷をつける程は擦らない方がいい。
でも全体的にツヤツヤに仕上がった。歩いてても気持ちいい。古い家だとフローリングの表面が一部だけ剥がれてしまったり、浮いてたりする事がある。直せるものは木工用ボンド等で直してからワックスがけだ。
どうにも直らない箇所はパテとかで埋めるのが本当なのだろうけどオレはそこまではやらなかった。
あくまでも今回は「暇つぶし」である。あんまり一生懸命やっても仕方ない。楽しもう。
当記事に基づいておこなった作業によるトラブルに関しまして当方では一切責任を負えません。全て自己責任でお願いします
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