CDラックの改造

棚がもう1段増やせそうなので


2014/10/04

■ラックにCDが入りきらなくなった

ホームセンターで買った4段式のCDラック(トールケースも入るタイプ)に、とうとうCDが収まらなくなった。

組み立て式のカラーボックスで、奥行が薄くてCDだけでなく、 コミックスとか文庫本なんかも収納できるタイプ。
(画像はイメージです。改造前の状態を撮り忘れた)

これを部屋にたくさん設置してあるのだが、 寸法がイマイチ「勿体ない」のだ。

12cmCDばかりコレに収納すると各段で高さが微妙に余ってしまい、 その分を合計するともう1段作れそうなのに、 真ん中の棚だけがネジ留めで位置が固定なのだ。

棚板は余分があって、棚受けダボの穴も用意してあるので好きなようにできるのだが、 ノーマル状態でダボの高さをいくら工夫しても、中段が固定では12cmCDばかり5段並べるのは無理だ。

そこで、収納しきれなくなったCDを何とかして収納するためにラックを改造する事にした。 安物を買うからこういう事になるのだが、自分でできる範囲の事はやってみたい。 それがDIYだ


■5段にするため改造しなくては

まずCDを全部取り出してやらなくてはならないな。それに、壁にくっつけて設置しているので、 地震対策のために壁面にネジ留めもしてある。これをみんな外す。

一応、邦楽は五十音順で、洋楽はABC順に並んでいるので順番を変えないように取り出す。

部屋が広くもないので、いろいろ物の置き場に苦労する。 ラックが置いてあった場所のホコリも凄いので掃除機でキレイにしながら進める。

中段以外、全部の棚を取り外す。中段だけはサイドからのネジ留めなのでネジを外す。 ただ、中段は図のように上と下の裏板を支える役目もあり、中段専用棚板の切り込みにハマっているのだ。

まず最下段から実際にCDケースをあてがって、高さを見ながら順番に棚受けダボを挿し込む。

いよいよ中段のところにやってきた。ここで少し改造しなくてはならない。

CDと指が1本入るくらいの高さの所で裏板をカットする。カラーボックスの改造のページでやったのと同じやり方だ。

ちゃんと分解すれば正確に出来るのだが、横着して最上段のサイドネジを緩めて広げ、この状態のままカッターナイフで切る。 薄いベニヤ板なので結構簡単に切れるのだ(どんだけラクしてるんだ?)

元中段だった棚板の位置が少し下がった。 その代り、カットした裏板同士が固定されなくなったので下の裏板に、ただ乗っかってる状態になってしまう。


非常にズボラな方法だけど板の裏からG17という接着剤で、上下に分かれてしまった裏板同士を接着した。

これもカラーボックスの改造の頁でやった方法だ。 本当は何か当て物をして接着面を広くしてから接着すべきなのだろう

つい「見えない場所だからいいか!」とか「裏板だからそんなに頑丈じゃなくても」とかいう考えだ。


できた!
 
やるならもうちょっと早くやればよかったな。 CDを買い続けて、だんだん増えている時に、どうせ全部収納できなくなるって予想できた事なのに。 それにあんまりキレイじゃないな。高さも微妙に違うし。3段目だけ妙に高さがある。(ダボ位置のせいで) しかしCDを5段収納という機能だけは果たすことができた。

これはそもそもCDラックと言うより、一番上のイメージ写真みたいにコミックスとかDVDとかCDのラックなんだな。 だから余分な棚板とか付いててお好きな構成でどうぞ!みたいな商品なんだろう。 ダボの穴がたくさんあったので今回コレをやる気になった。 そうでもなきゃ、おそらく面倒でやる気しなかっただろう。 写真から解るように、最下段にあと30枚は入るかな?

部屋が狭いのでタワー型みたいなCDラックも向いてないし、 奥と手前の2重構成の家具も部屋に向いてないので仕方なくコレを買い足して揃えて壁に置いたのだった。 左にちょっと見えるDVDはうまく整理できてる。 今はブルーレイのケースもあるんだよな。これまた中途半端なサイズのケースだ


カラーボックスの項でも書いたけど、やっぱり安い物を買うと結局 自分でいろいろ工夫しないとならないので損だ。 家具は毎日見る物だから見栄えも大事だ。となると、ある程度の高級品がイイんだろうな。 それは解っているんだけど高級品にはナカナカ手が出ない。自作PCもやってるけど、 高級なパーツには手が出ない性分だ。世の中には「コスパ」(コストパフォーマンス)なんて言葉があるけど、 コスパに優れている家具に出会いたいものだ


2015/08/14更新